2010年6月19日土曜日

鯉口シャツの紹介

鯉口シャツ(こいくちシャツ)とは、和装用の下着の一種である。


祭り衣装の流れの鯉口シャツは肉襦袢(にくじゅばん)とも呼ばれる地方もある。肉襦袢の由来は肉の襦袢【刺青】から来たとされる。江戸時代中期に町火消し・博徒・駕篭かき等の命を張る荒っぽい職人衆が素肌【刺青】に腹掛けをして仕事をした名残で、クリカラ紋々【刺青】の代わりとして近年着用されたようです。【刺青】は守護の意味やもろ肌脱いだ雄姿を見せるため神仏像を背負ったのが始まりと言われています。

(ダボシャツと基本的に形状がちがいます。厳密には袖口の形(ダボシャツは幅広)、袖ぐりの形(ダボシャツは袖ぐりが閉じている)などに差異が見られる。) 前をボタンで留める襟なしのシャツ。袖口(襟元、の説あり)が鯉の口の形に似ているから鯉口シャツと呼ばれるようになった。裁断が和装仕立てになっている。袖ぐりの無い着物式になっているのでわきの下に余裕があり、幾分動きやすく出来ている。カーディガンに見た目が似ている。 手ぬぐい地などで作られており、汗を吸い、乾きも早い。柄は和風のもの特に江戸小紋、籠目から龍や波模様の物などがある。最近ではアロハシャツ風の模様も見られる様になった。 祭衣装、鳶装束として利用されることが多い。ひところ前の任侠映画ではステテコとの組み合わせでよく見られた。

ウィキペディア より引用

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